Prazo de Roriz 2009

メドック格付け2級、Saint-Estephe村、Ch. Cos d'Estournelの元オーナー、
Bruno Prats氏がポルトガルで手掛けるワイン。

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濃い赤紫色。
豊かなベリー系の香り。
口当たりはとにかくクリーミー。
ぎっしり詰まった果実味と、乳製品を思わせるようなまろやかさ。アルコール14%のボリュームも十分に感じる。
タンニンは穏やかに長く続く。
飲みやすく、飲みごたえもある。

パンにブルーベリージャムを塗って合わせてみる……うめぇ。

口の中で引きたつ甘さに、思わずニンマリ(©ブラマヨ吉田)。  誰の前にだしても恥ずかしくない、自慢の息子みたいな、そんなワインなのだ。
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by CH_UZMAN | 2013-11-07 22:35 | ポルトガル

ミッシェル・ロラン

Chateau Fontenil 2009

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週末の春の嵐により、ワインで花見をする暇もなく、桜は一気に散ってしまったな。
そろそろ濃厚なやつが飲みたくなってきたのだ。
久々のボルドー。
醸造コンサルタント、ミッシェル・ロランの所有するシャトー。
なんでも1986年創設で、自分と同い年のシャトーとのことで勝手に親近感。

ボルドー右岸フロンサック地区。
今まで何度か飲んだことがあり、この地区のメルローは期待値高し。

メルロー95%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%
Alc.14%

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やや赤み帯びた濃いガーネット。
カシス、ブルーベリー、湿った土とほんのりバニラの香り。
酸味とタンニンはどちらも柔らかで豊富な果実味を包み込むよう。
メルローらしいふくよかなコクとほろ苦い余韻が美味。

先月はピノ一辺倒だったので、久々にボリュームたっぷりなワインを飲んだ充足感を味わえた。
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by CH_UZMAN | 2013-04-08 18:55 | ボルドー

弥生ピノ祭 ⑼ アルザスピノ

Dopp & Irion Pinot Noir Rouge 2010

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以前ミュスカを呑んだことのあるアルザス、ドップ&イリオン。
ピノがあったので呑んでみた。
アルザスといえば白のイメージだが、ピノもあるんだね。
単一品種での醸造が多いアルザスならではのピノ。

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透明感のある淡いルビー
シュペートブルグンダーに近い薄い色調。
イチゴ、フランボワーズのほんのりとした甘い香り
少し化粧品っぽさもある。
味わいは軽口で控えめ。
優しい感じは好きだけど、ちょっともの足りんかな。

そろそろ濃いめの赤が恋しくなってきたのだ。
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by CH_UZMAN | 2013-03-30 00:51 | アルザス

弥生ピノ祭 ⑸ ゼア イズ NO カンガルー

MEINKLANG Pino Noir 2010

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エチケットはもちろんカンガルー…ではなくって牛。
初登場のオーストリアワインなーのだ。
昔ウィーンに行ったとき、自虐的にカンガルーの置物を飾ってるお土産屋さんがあったなぁ。
ラリアじゃなくって、リアのほう。
ここらへんの欧州のマイナーな国のワインは結構惹かれる。
早速勉強。

オーストリアは隣国ドイツと品種、ワイン法に共通点が多く、
ブドウ栽培地域はフランス・ブルゴーニュとほぼ同緯度。
栽培地域は国内東部に集中する。
黒ブドウではZweigelt(ツヴァイゲルト)やBlaufrankisch(ブラウフレンキッシュ)、
白ブドウはGruner Veltliner(グリューナー・ヴェルトリーナー)などが主要品種として有名。
ニーダーエストライヒ州は白ワインの産地として評価が高く、独自の格付けをもつWachau(ヴァッハウ)、グリューナー・ヴェルトリーナーの里と呼ばれるWeinviertel(ヴァインフィアテル)が主な栽培地域として属している。
赤ワインは国内の50%がブルゲンラント州で生産されており、この地域ではブラウフレンキッシュが主要品種。
今回はそのブルゲンラントのビオディナミのメーカーのピノ。

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淡いルビーで、少し茶色がかったようにも見える外観。
最初ゴムのようなムッとするような香りに若干ひるむ。
グラスをまわすと熟したチェリーの優しい香り、ブルゴーニュに比べりゃおとなしい。
シャープで繊細な酸。タンニンは柔らかでもの静かなイメージ。
アタックは軽口だが、余韻は続き、思ったより飲み応えはある。
香りや酸味にブルゴーニュのような華やかさはない。
おしとやかなピノ。
ここの白も前呑んだことあるけど、疲れた身体に優しい味わいだった。
コイツもそんな感じ。


今回は割愛したけれど、オーストリアワインにはKMW糖度という果汁の糖度をはかる単位が採用されており、それがワインの階級名称を定める要素となっている。
ここらもまた次の機会に勉強、なーのだ。

なんだか伸ばしてみたい気分、なーーのだ。
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by CH_UZMAN | 2013-03-14 23:09 | オーストリア

弥生ピノ祭 ⑷ 二度目の参上

Billard Gonnet Bourgogne Pinot Noir 2009

ピノピノと言いつつも、ブルゴーニュ祭の様相を呈してきたここ最近のセレクト。
以前お疲れモードの時に呑んでややきつい印象のあった一本だが、今度はどうか。

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コート・ドール県南部、コート・ド・ボーヌの中部に位置するポマールのドメーヌが作るブルゴーニュ。勉強がてら書いておくと、ポマールは北にボーヌ、南にヴォルネイという二つの村に挟まれている。フランスでも最も早くアペラシオンを獲得し、ポマールの村の名前でワインが取引されていたという。ブルゴーニュの典型的なワイン生産村の町並みを残しており、集落を扇状地に密集させ、ブドウ栽培に適した土壌をなるべく畑に割り当てるようにしている。んーまさしくワイン村、行ってみとうございまする。


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色調はやや淡いルビー
チェリーやブルーベリーの香り
紫色の花の香り、フローラルな印象
豊かな酸とピノにしてはしっかりめなタンニン
頼りがいのある男性的な感じ。
ちょい堅物でタフなスポーツマンブルゴーニュ。

バキュフレッシュで2、3日置いてからゆっくり呑むうちに、
角がとれたのか愛嬌が出てきて、最後は一気に空けてしまった。

ピノ祭、まだまだ続く…(多分)のだ。
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by CH_UZMAN | 2013-03-12 19:29 | ブルゴーニュ

疲れたときの…

Billard Gonnet Bourgogne Pinot Noir 2009

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仕事やら何やらで心身ともに疲れているとき、飲みたくなるのがブルゴーニュ。
Alc.12.5%

やや淡いルビー
プラム、ブルーベリー、湿った土、枯葉

豊かな酸と軽すぎない適度なタンニン。
飲み進めると、やや余韻のボリューム感に物足りなさも感じる。

疲れた身には酸とタンニンが少々刺々しかった。
寒さで温度が低すぎたのかな?

また元気なときに飲むと違うかもしれない。
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by CH_UZMAN | 2012-12-20 23:45 | ブルゴーニュ

タイポグラフィに魅せられて

Tenuta San Pietro Monferrato Rosso Nero 2010

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Piemonte州のD.O.C.(統制原産地呼称)、Monferratoの赤ワイン。
葡萄品種はアルバロッサ40%、バルベーラ40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%。
アルバロッサはピエモンテを代表する2品種であるネッビオーロとバルベーラの交配品種で、将来のピエモンテの代表となるであろう品種だそうな。
POPによると使っている葡萄はすべて有機栽培。

紫を帯びた濃いルビー。
香りはしっかりと感じられ、熟したプルーン、プラム、バラの花、ややヴェジタルな感じも。
口当たりがとても滑らかで引っかかりがない。
豊かな酸と濃縮された果実味。フレッシュな印象。
タンニンはほとんど感じられないが、しっかりと筋の通った中重口。
地元で生き生きと、大人になるまで変わらずまっすぐ育った若者ワイン、っていう感じ。

以前同じMonferratoのアルバロッサ100%のワインを飲んだことがあって、飲みなれない癖のある味に戸惑ったが、今回はブレンドされていることもあるのか、とてもすんなりと好きになれる味。
アルバロッサとバルベーラという親子関係の2品種を、ボルドーの主要品種カベルネ・ソーヴィニヨンがうまく支えてる感じ?
イタリア人の母子家庭を、フランスから来たおじさんが、新たな父親となるべく陰ながら支えている。
言わばそんなドラマチックなワインかもしれない。


何より心を掴まれたのは、白黒の文字によるワインの情報だけでデザインされたラベル。
イタリア語ですべては理解できないが、品種から飲用適温から合わせる料理までご丁寧に書いて下すって。
活字好きゆえ、タイポグラフィのみのこの手のデザインには全くもって目がないのだ。
つまみなどなくとも、ボトルを眺めるだけでグイグイいけるのだ。

そういう選び方もありでしょう。
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by CH_UZMAN | 2012-11-09 18:37 | イタリア

ロワールのカベルネ・フラン

La Cabriole Saumur Champigny 2010

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フランス北部ロワール地方
AOCソーミュール・シャンピニー
カベルネ・フラン主体の赤のみのアペラシオン。
…なぞと真面目腐って書くのは、ロワールが勉強不足の地域だから。
言うてもほとんど全部、勉強不足であることは間違いないけどもね、試験落ちたし。
…ってネガティブになってちゃあかんのだ。
勉強勉強、なのだ。

紫色を帯びた若々しく濃いめのガーネット。
青さ、緑を連想させる清涼感のある香り。
要素としてはピーマン、カシスなどの黒系果実、ブラックオリーブ。

味わいはフルーティ、酸は豊かで円みがある。
タンニンはシルキーで流れるよう。
刺激は少なく伸びやかな味わい。
ヴェジタルでフレッシュ。
アルコールも控えめに感じる。

開けたてですぐおいしい感じ。
新緑の野原でみんなと飲みたい、みんなって誰やねん。

時間が経ったらどうかなぁ…。
ぐいぐい一本空けてしまうほどのボリューム感はないので、
ひとまずヴァキュヴァンして様子をみるとする。
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by CH_UZMAN | 2012-10-24 02:37 | ロワール