弥生ピノ祭 ⑼ アルザスピノ

Dopp & Irion Pinot Noir Rouge 2010

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以前ミュスカを呑んだことのあるアルザス、ドップ&イリオン。
ピノがあったので呑んでみた。
アルザスといえば白のイメージだが、ピノもあるんだね。
単一品種での醸造が多いアルザスならではのピノ。

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透明感のある淡いルビー
シュペートブルグンダーに近い薄い色調。
イチゴ、フランボワーズのほんのりとした甘い香り
少し化粧品っぽさもある。
味わいは軽口で控えめ。
優しい感じは好きだけど、ちょっともの足りんかな。

そろそろ濃いめの赤が恋しくなってきたのだ。
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by CH_UZMAN | 2013-03-30 00:51 | アルザス

弥生ピノ祭⑻ カリピノ

Cellar No.8 Pinot Noir 2010

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初登場のアメリカワイン、カリフォルニアのピノ。

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淡いルビー、粘性はやや高め。
チェリー、イチゴ、バニラの甘い香り
バニラのニュアンスはカリピノにはつきものらしい。
円みのある穏やかな酸
シロップのような分かり易い甘み
濃すぎずさっぱりめで、とても呑みやすいワイン。
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by CH_UZMAN | 2013-03-29 00:14 | アメリカ

GAVIでひと息

Bergaglio Cinza La Fornace Gavi DOCG 2011

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ここいらでちょいとひと息
イタリア、ピエモンテ南東部で生産される白ワインGavi
品種はコルテーゼ。

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淡いイエロー
柑橘系と、はちみつ、タマネギ、ハーブの香りとしっかりとしたミネラル香。
味わいはスッキリとした辛口でほろ苦いミネラル感とフルーティーなコクがある余韻。
これは美味い。イタリアにこんな美味い白があったとは。

合わせたアンチョビ、ムール貝のマリネ、カキフライとばっちり。
マリネの酸味がうまく調和してコクが倍増する。
魚介類とは何でも合いそう。


いやー、美味いぞこりゃ。
数本、ストックしておきたいくらいなのだ。
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by CH_UZMAN | 2013-03-25 00:17 | イタリア

弥生ピノ祭 ⑺ チリピノ

AROMO Winemaker's Selection Pinot Noir 2011

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なにげにチリワインは初登場なのだ。

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淡い色調のルビー。
最初、土っぽい少々むっとする香りが気になる。
時々感じるこの香りに自分はなぜか幼少の頃に田舎でやった栗拾いを思い出す。
腐葉土というか、栗の皮というか…。
このニュアンスは南米のワインに多い気もする。
その奥にピノらしいチェリーの香り。
でも知らなかったらピノとは思えないだろう。
コクと甘みの濃厚でどっしりとした味わい。
ブルゴーニュとはまるで別物。

価格から言うと十分なワイン。
でもピノ的な美味さを期待すると、うーむ…。
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by CH_UZMAN | 2013-03-23 23:50 | チリ

弥生ピノ祭 ⑹

Harmand Geoffroy Bourgogne Rouge 2010

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リュット・レゾネ(減農薬)のこだわりブルゴーニュ。

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輝きのあるルビーレッド。
チェリー、プラムの豊かな香り、バニラや木のニュアンスも感じられる。
とてもなめらかな舌触りの優しいアタック。
ベルベットという言葉がぴったり。
酸はふくよかで、タンニンは穏やかでシルキー。
甘く心地よい余韻が続く。
肌触りの良い洋服を着ているような気分。

これは間違いなく美味いのだ。

こうなりゃここのジュヴシャンも俄然気になってくるわい。
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by CH_UZMAN | 2013-03-19 00:36 | ブルゴーニュ

弥生ピノ祭 ⑸ ゼア イズ NO カンガルー

MEINKLANG Pino Noir 2010

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エチケットはもちろんカンガルー…ではなくって牛。
初登場のオーストリアワインなーのだ。
昔ウィーンに行ったとき、自虐的にカンガルーの置物を飾ってるお土産屋さんがあったなぁ。
ラリアじゃなくって、リアのほう。
ここらへんの欧州のマイナーな国のワインは結構惹かれる。
早速勉強。

オーストリアは隣国ドイツと品種、ワイン法に共通点が多く、
ブドウ栽培地域はフランス・ブルゴーニュとほぼ同緯度。
栽培地域は国内東部に集中する。
黒ブドウではZweigelt(ツヴァイゲルト)やBlaufrankisch(ブラウフレンキッシュ)、
白ブドウはGruner Veltliner(グリューナー・ヴェルトリーナー)などが主要品種として有名。
ニーダーエストライヒ州は白ワインの産地として評価が高く、独自の格付けをもつWachau(ヴァッハウ)、グリューナー・ヴェルトリーナーの里と呼ばれるWeinviertel(ヴァインフィアテル)が主な栽培地域として属している。
赤ワインは国内の50%がブルゲンラント州で生産されており、この地域ではブラウフレンキッシュが主要品種。
今回はそのブルゲンラントのビオディナミのメーカーのピノ。

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淡いルビーで、少し茶色がかったようにも見える外観。
最初ゴムのようなムッとするような香りに若干ひるむ。
グラスをまわすと熟したチェリーの優しい香り、ブルゴーニュに比べりゃおとなしい。
シャープで繊細な酸。タンニンは柔らかでもの静かなイメージ。
アタックは軽口だが、余韻は続き、思ったより飲み応えはある。
香りや酸味にブルゴーニュのような華やかさはない。
おしとやかなピノ。
ここの白も前呑んだことあるけど、疲れた身体に優しい味わいだった。
コイツもそんな感じ。


今回は割愛したけれど、オーストリアワインにはKMW糖度という果汁の糖度をはかる単位が採用されており、それがワインの階級名称を定める要素となっている。
ここらもまた次の機会に勉強、なーのだ。

なんだか伸ばしてみたい気分、なーーのだ。
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by CH_UZMAN | 2013-03-14 23:09 | オーストリア

弥生ピノ祭 ⑷ 二度目の参上

Billard Gonnet Bourgogne Pinot Noir 2009

ピノピノと言いつつも、ブルゴーニュ祭の様相を呈してきたここ最近のセレクト。
以前お疲れモードの時に呑んでややきつい印象のあった一本だが、今度はどうか。

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コート・ドール県南部、コート・ド・ボーヌの中部に位置するポマールのドメーヌが作るブルゴーニュ。勉強がてら書いておくと、ポマールは北にボーヌ、南にヴォルネイという二つの村に挟まれている。フランスでも最も早くアペラシオンを獲得し、ポマールの村の名前でワインが取引されていたという。ブルゴーニュの典型的なワイン生産村の町並みを残しており、集落を扇状地に密集させ、ブドウ栽培に適した土壌をなるべく畑に割り当てるようにしている。んーまさしくワイン村、行ってみとうございまする。


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色調はやや淡いルビー
チェリーやブルーベリーの香り
紫色の花の香り、フローラルな印象
豊かな酸とピノにしてはしっかりめなタンニン
頼りがいのある男性的な感じ。
ちょい堅物でタフなスポーツマンブルゴーニュ。

バキュフレッシュで2、3日置いてからゆっくり呑むうちに、
角がとれたのか愛嬌が出てきて、最後は一気に空けてしまった。

ピノ祭、まだまだ続く…(多分)のだ。
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by CH_UZMAN | 2013-03-12 19:29 | ブルゴーニュ

弥生ピノ祭 ⑶ ムルソーは赤も作る

Alain Patriarche Bourgogne Rouge la Monatine 2009

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白ワインで有名なコート・ド・ボーヌ地区、ムルソー村の生産者。
表記のアペラシオンはBourgogne。
ムルソーでは赤白ともに生産が認められ、わずか2%ほどだが、赤ワインも生産されている。

以前ここのブルゴーニュ白を呑んで美味かったのだが、赤はいかなるものか。

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透き通った淡いルビー。
プラム、ドライイチジク、フローラルなニュアンス、赤いバラ。
豊かな酸味と果実味の強めのアタック。
タンニンは適度に感じる。
酸が苦手な自分には少々きつい。
二日目、空けてみると酸は和らぎ、呑みやすくなっていた。

主張がなかなか激しいが、食事には合わせやすく、
スーパーで買ったレバーの柔らか煮(甘辛)やらチキンに良く合った。

でも、ワイン単体では刺激が強くなかなか進まない。
ピノ自体に飽きてきたのか?
いやいやまだまだ、祭りは始まったばかりなのだ。

快活で皆を盛り上げてくれる、でも二人きりになると疲れるタイプ。
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by CH_UZMAN | 2013-03-07 19:40 | ブルゴーニュ

弥生ピノ祭 ⑵ シュペートブルグンダー

Meyer-Nakel Spatburgunder 2011
マイヤーネーケル シュペートブルグンダー 2011
 
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シュペートブルグンダーは、ピノ・ノワールのドイツでの呼び名。
ドイツの黒ぶどう品種では第一位の生産量。
ワインを飲み始めたばかりの頃、ワイン屋の店員さんに教えてもらい、
brugunder=brugogneとな、フムフムなどと感心して覚えた記憶がある。


マイヤーネーケルは、白ワインが約6割の生産量を誇るドイツの中でも、
赤ワインの生産量が85%という、Ahr アール地方の醸造所。

アールはライン川の支流アール川沿いの小さな地域で、険しい斜面に沿ってぶどうが栽培されている。
土壌は火山岩の混ざり合った粘板岩からなる。

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紫を帯びたやや淡いルビー
若いベリーやイチゴ、ほのかに甘いキャンディ香
飲み口はまろやかでコクさえ感じるほど。
ブルゴーニュとはまるで違う。
ドイツでも最北の生産地域にありながら、
酸による刺激は少なく、葡萄の果実味がしっかり詰まっている。
種なしぶどうを食べたときのような余韻が口に広がる。
ほんわかして、とても良い気分。おっとり系。

繊細な感じで、サーモンのにぎり(赤札)とも相性抜群。
ピノと寿司って結構相性良いと思うけど、
そのピノの特徴によって、合わせるネタも変わると思う。
そこらへんも研究していきたい。

ドイツの赤も、美味いのだ。
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by CH_UZMAN | 2013-03-05 18:17 | ドイツ

弥生ピノ祭 ⑴ マルサネの女

久しぶりの更新。

ぼちぼち昼間には陽の光もぽっかぽっか、
もうすぐはぁるですねぇ〜と口ずさんでしまいそうな3月。
個人的にはピノ・ノワールの季節なのだ。

ってことで今月はピノ祭りじゃ。
まずは王道、ブルゴーニュ。
コート・ドール(黄金の丘)最北の村、マルサネのドメーヌが出すBourgogne。
村名マルサネを冠すキュヴェもあるようだが、後々のお楽しみとして、コイツから呑むとする。

Jean Fournier Bourgogne Rouge 2011

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なんでも17世紀に始まったマルサネの中でも最も古いドメーヌのひとつ。
マルサネとジュヴシャンに最良のテロワールの畑をお持ちだとか。
すべての畑が2008年より有機AB認証がついた、自然派。
白と有名なマルサネ・ロゼも生産している。

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外観は紫を帯びたルビー。やや粘性がある。
若々しいラズベリーにチェリー、キウイっぽい酸を思わせる香り、ちょっと腐葉土。
果実の甘みとともに感じる酸は明快。
程よく柔らかで渋みも少なく、呑みやすい。
終日働いた疲れを爽やかに癒してくれた。
久々のピノは期待通り、美味しい。
タイプというわけじゃないけどなぜだか堀北真希を思い出した。
ほろよいだからか?
黒髪の清純派ピノ・ノワール。

ピノが好きなのだ。
改めて気づいた。
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by CH_UZMAN | 2013-03-03 23:30 | ブルゴーニュ