Covides Duc de foix Cabernet Sauvignon 2012

すっかり、ワインが美味い季節になりました。
拙宅マンション屋上からの景色も、この通り。

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住んでるのは限りなく地上に近い部屋ですが、天気の良い日はこの風景を拝んで出勤しております。
朝から晩まで百貨店の地下にいて、帰宅後、緊張から僅かながら解かれ、まだどこか住み慣れぬ部屋にて晩酌しているうち、電気をつけたまま気絶。そんな毎日が続いておりますが、負けずにやったるでと、日本一の富士山を望み誓う日々。

そんな富士を思わせるブルーなエチケットのワイン。

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スペインのカベソってあんまりないのかな、どうだろう?
やはりテンプラニーリョのイメージが強い。
テキストぺらっとめくってみれば、カベソは黒ブドウで6位(2007年)みたいね、まぁ…そこそこ。
産地はPenedesとあるが…ピンとこない。
Cavaの生産地として有名ね、そうなのね。
70年代から近代化が進み、モダンなワインが造られ始め、国際品種も植えられている…と。

色調は赤紫っぽい、濃いめのガーネット。粘性高し。
カシス、黒スグリに、ピーマン、セロリ、青ネギ…カベソ特有の香り。
そういやカベソ100%はご無沙汰だった、というよりワイン自体あまり飲んでなかったな(苦笑)
このカベソ感、なんか原点回帰って感じで、犬のようにくんくん嗅ぐ。
黒胡椒に青っぽさが伴い青胡椒、カカオ、ウーロン茶葉…。
酸は豊かで、余韻は熟したプラム、軽くシロップに漬けたようなちょい甘みのある果実。
タンニンは滑らかで、果実味を引き立てつつ、後から口中を乾かすようにじわじわと広がり重なってくる。
重すぎず、程よい渋みで気軽さがあり、飲むごとに満足した気持ちへと向かえる感じ。

当てずっぽうで同価格帯の左岸ボルドー飲むよりは、こいつを飲みんちゃい。

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by CH_UZMAN | 2014-10-20 21:09 | スペイン

つかもうぜ・テンプラニーリョ。

Pena Roble Joven 2009
ペーニャ ロブレ ホベン

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スペイン内陸部の赤ワインの名産地、Ribera del Duero(リベラ・デル・ドゥエロ)。
テンプラニーリョ100%。Alc.14%。
ほぼ無農薬の葡萄から作られ、重力を利用した瓶詰め?(ワイナリーHP参照)を採用するなど、なにやらこだわって作られた感じである。まぁこだわりのないワインを見つける方が難しいけど。

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やや濃いめのガーネット。
黒い果実や黒オリーブ、土の香りとバニラやスパイスのエッセンス。複雑で豊かな香り。
酸味は穏やかで落ち着きのある味わい。
コクがありボリューミー。
タンニンはさほど感じないまろやかな口当たり。
果実の味がしっかり濃くて美味しい。

最近少しスペインのワインの感覚的なイメージが出来つつある気がする。
口に含んだ瞬間は、割ととっつきやすくて、飲み込んでから独特の風味が口の中に広がるのだけど、
その独特さを言葉にしてつかみ取れてない。
それがオーク樽が与える味わいなのだ、ろうか…。
いずれにせよ、まだまだ飲み足りないのだ。
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by CH_UZMAN | 2013-01-14 14:50 | スペイン

寒くてクネクネするのだ。

Cune Crianza 2009

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以前リゼルバを飲んだスペインの歴史的ワイナリー、クネさんちのクリアンサ。
聞くところによるとこのクリアンサ、スペインの首都マドリードの大手百貨店のワイン売り場でもズラリと並べられているポピュラーな銘柄らしい。
クリアンサは高級ワインのなかでも比較的短めの最低熟成年数2年、うち6ヶ月は上限330ℓの樽で熟成されたワインのこと。

テンプラニーリョ80%、グラシアーノとマスエロ20%のブレンド。
グラシアーノはリオハ、ナバーラ(リオハの東隣)の補助品種。
マスエロはカリニェナのシノニムで、フランスで言うカリニャン。
Alc.13.5%

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やや明るめのガーネット。
赤系果実、ドライフルーツと獣のような香りが印象的。
香りだけだと酸が強そうなイメージ。
味わいは凝縮感のある赤い果実。
酸は豊かだが、予想に反して丸みがある嬉しい誤算。
タンニンは穏やかに後ろの方からボディを支えている感じで飲み応えもある。

一緒に買って帰ったスペイン産のオリーブの塩漬けと良く合った。
近所のパン屋の白身魚のフライのサンドイッチにも。
部屋が暖房も無効なほどの極寒ゆえ、も少し室温高ければ味も変わるかしら。
どちらかというと気軽な気分で飲むワイン。
飲み飽きることもなく、気づけばクネクネ。

…すっかり寒いですね。
身体には気をつけて今年もまだまだ飲むのだ。 
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by CH_UZMAN | 2012-12-07 23:39 | スペイン

スペイン白の原点

Cune Monopole Blanco 2011

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ビウラ100%

ビウラ(Viura)は瓶内二次発酵のスパークリングワイン、カヴァに使用されるマカベオ(Macabeo)のリオハでの呼び名。

この前Imperial飲んだ、スペイン最古のワイナリー、北部地方リオハのクネさんとこの白ワイン。
“1915年、特定銘柄の白ワインとしてスペイン国内で初めてリリースされたのが、この「モノポレ」”
だとか。そんな歴史あるワインがまさかの1000円台ですって。ほんまかいな?いやまあ信じるけど。

色は薄いレモンイエロー。透明に近い。
香りは洋梨、リンゴ、白い花、メントールの爽快感。
味わいはドライでフレッシュ。酸味は穏やか。
全体的に軽めで、甲州に近い気がした。
和食に合わせたい。

濃厚ミネラル系の白が好みなので最初はとにかく物足りなかったが、
2日3日と小分けで飲んでいくと、舌が繊細な味わいを感じられるようになったのか、
なかなか美味い。

日本酒好きな人でもいけるんじゃないかな。
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by CH_UZMAN | 2012-11-08 22:30 | スペイン

大器晩成と呼ばれたい

Cune Imperial Reserva 2005

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1863年〜19世紀末、フランス・ボルドーでのフィロキセラ害により生産者が流れ込み技術導入され銘醸地となった、スペイン北部、リオハ最古のワイナリー、創業1879年。
リオハの中でも熟成向きの上質なワインを生むリオハ・アルタ(アルタ=フランス語でHaut:上の意)内。

インペリアルの名を冠したボトルからも風格漂い、思わず購入した次第。

テンプラニーリョ85%、グラシアーノ10%、マスエロ5%。
Reserva(レセルバ)は容量上限330ℓの樽で一年以上、瓶詰め後さらに二年以上、計三年以上熟成させた、いわゆる高級ワイン。
さらに熟成期間の長いGran Reservaもあるが、ワインが樽の香りに負けてしまうため、近年少ないそう。

淵に赤みをおびたやや濃い目のガーネット。粘性はやや強め。
香りはしっかりと感じられる。
湿った土、黒系果実(カシス、ブラックベリー)の香り、
フルーティな第一アロマに加えて、バタートースト、バニラ香を強く感じる。
樽香、バニラ香や動物臭がテンプラニーリョの香りの特徴らしい。
湿った土の香りは動物臭とも受け取れるかもしれない。
羊肉系の、やや癖のある香りかな。

味わいはバランスとしてはやや強めながら柔らかな酸と、丸みのあるタンニン。
果実味がぎゅっと凝縮されながらも開放された明るさを感じる味わい。
こりゃ旨い。

味の濃い肉料理よりも、ややさっぱりしたフルーティーな味付けの料理に合う気もする。
テンプラニーリョというとなぜか粉ものが合う気がして、たこ焼きと一緒に飲んでみたら、悪くない。
焼き鳥(たれ)なんかにも合う気がする。
ジンギスカンとか合わせてみたいな。

20年は熟成するというほどかなりのポテンシャルを持ったワインらしく、
もう一本買って寝かせてみようか、要検討。
その頃にはもっと良い料理と合わせられますように。
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by CH_UZMAN | 2012-10-30 03:09 | スペイン