MEINKLANG Graupert Pinot Gris 2006

お待たせ、はしてないか。
今回こそはワインなのだ。
新生活、新しい職場にまだ慣れきれず、
どこか落ち着かない日々が続いている。
瓶底に沈んだ澱のごとく残った疲れを癒すべく、
酒庫から選んだオーストリアのビオ白。

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ここのピノ・ノワールは以前ご紹介済み。
今回はピノはピノでも、グリのほう。
名前の通りピノ・ノワールの突然変異によって生まれた品種。
別名、ドイツではグラウブルグンダーおよびルーレンダー、イタリアではピノ・グリージョ
ハンガリーではスルケバラート(Szurkeabrat)なんて名前もあるらしい。覚えとこ。
さらにフランスに飛び、アルザスではGrandCruを名乗れる上質指定4品種のうちのひとつ。
あと3つは…(テキストぺらっ)そうそう、リースリング、ゲヴュルツ、ミュスカですな。

さてさて、久々のワイン記事なので、寄り道しながらお勉強したところで、中身のほうは…。

濃いイエロー、というより黄金色。外観からかなり高濃度な印象。
最初に感じたのは蜂蜜、火打石、トースト、バニラ、ナッツ、綿飴のような香ばしく甘い香り。
それからアプリコット、ビワ、桃など熟した果実。
酸は丸みがあって穏やか、中辛口。
濃厚なエキスとミネラル、口中に粘性も強く感じる。
甘みとほろ苦さが複雑で厚みのある余韻を残す。
ボリューム感のあるワインだが、飲み疲れしない程よいふくよかさ。

やっぱここ、MEINKLANGのワイン、疲れた身体にちょうどいいのだ。



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by CH_UZMAN | 2014-10-15 23:27 | オーストリア

弥生ピノ祭 ⑸ ゼア イズ NO カンガルー

MEINKLANG Pino Noir 2010

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エチケットはもちろんカンガルー…ではなくって牛。
初登場のオーストリアワインなーのだ。
昔ウィーンに行ったとき、自虐的にカンガルーの置物を飾ってるお土産屋さんがあったなぁ。
ラリアじゃなくって、リアのほう。
ここらへんの欧州のマイナーな国のワインは結構惹かれる。
早速勉強。

オーストリアは隣国ドイツと品種、ワイン法に共通点が多く、
ブドウ栽培地域はフランス・ブルゴーニュとほぼ同緯度。
栽培地域は国内東部に集中する。
黒ブドウではZweigelt(ツヴァイゲルト)やBlaufrankisch(ブラウフレンキッシュ)、
白ブドウはGruner Veltliner(グリューナー・ヴェルトリーナー)などが主要品種として有名。
ニーダーエストライヒ州は白ワインの産地として評価が高く、独自の格付けをもつWachau(ヴァッハウ)、グリューナー・ヴェルトリーナーの里と呼ばれるWeinviertel(ヴァインフィアテル)が主な栽培地域として属している。
赤ワインは国内の50%がブルゲンラント州で生産されており、この地域ではブラウフレンキッシュが主要品種。
今回はそのブルゲンラントのビオディナミのメーカーのピノ。

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淡いルビーで、少し茶色がかったようにも見える外観。
最初ゴムのようなムッとするような香りに若干ひるむ。
グラスをまわすと熟したチェリーの優しい香り、ブルゴーニュに比べりゃおとなしい。
シャープで繊細な酸。タンニンは柔らかでもの静かなイメージ。
アタックは軽口だが、余韻は続き、思ったより飲み応えはある。
香りや酸味にブルゴーニュのような華やかさはない。
おしとやかなピノ。
ここの白も前呑んだことあるけど、疲れた身体に優しい味わいだった。
コイツもそんな感じ。


今回は割愛したけれど、オーストリアワインにはKMW糖度という果汁の糖度をはかる単位が採用されており、それがワインの階級名称を定める要素となっている。
ここらもまた次の機会に勉強、なーのだ。

なんだか伸ばしてみたい気分、なーーのだ。
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by CH_UZMAN | 2013-03-14 23:09 | オーストリア